「住宅の間取りについて知りたい」
「建築士ってどんな風に間取りを考えているの?」
「家を建てたいので、間取りについて勉強したい」
こんにちは、カイトミです!
みなさんはこんなお悩み、疑問を持っていませんか?
この記事では、このようなお悩み・疑問を持っている方にオススメの本「間取りの方程式 心地よい住まいを組み立てる技術」について解説・ご紹介していきます。
実は、この記事でご紹介する内容を知っているだけで、建築学生や建築について全く知識のない方でも簡単に住宅の間取りについて学ぶことができます。
記事を書いている人
こんにちは!このブログを運営しているカイトミです。
このブログでは、一級建築士、認定コンストラクションマネジャー、認定ファシリティマネジャーの資格を持っているカイトミが『建築』×『ライフスタイル』をテーマに情報を発信しています!
この記事を読むことで、以下のことが分かります。
- 住宅の間取りの考え方が学べる
- 建築士がどのように間取りを考えているのかが分かる
- 家を建てる時に、自分がイメージする間取りを学べる
住宅の間取りは、敷地の大きさや形、住む人の家族構成や年齢、ライフスタイルによって使い方や求めるものが異なります。
しかし、住宅の間取りの考え方には、ある共通のルールがあります。
そのルールとなる「方程式」を、この本ではイラストを用いて紹介していますので、建築に詳しくない方でも楽しく読むことができます。
この本を通じて、住宅の間取りの方程式について学んでいきませんか?
この記事が、みなさんの住宅の間取りを学ぶきっかけになってもらえたら嬉しいです。
それでは、飯塚豊さんの著書「間取りの方程式 心地よい住まいを組み立てる技術」についてご紹介していきます。
著者「飯塚豊」について
本書をご紹介する前に、まずは著者の飯塚豊さんについてご紹介していきます。
著者プロフィール
飯塚豊(いいづか ゆたか)
BOOK著者紹介情報より
1966年東京都生まれ。一級建築士。法政大学デザイン工学部兼任講師。
1990年早稲田大学理工学部建築学科卒業(卒業論文・卒業設計の指導教授は都市住宅の大家・鈴木恂氏)。’90~2003年大高建築設計事務所に在籍、メタボリズム建築の巨匠・大高正人氏に師事する。’04年i+i(アイプラスアイ)設計事務所を設立。暮らしが愉しくなる間取り・高い居住性能・オリジナリティあふれるデザインを三位一体でまとめ上げる設計手法で一躍脚光を浴びる。主催する家作り情報サイト「住まい手の立場から住宅を考える。」は、1,000ページ以上に渡る豊富なコンテンツでプロアマ問わず好評を博す。’11年より法政大学デザイン工学部兼任講師に就任、間取りの考え方だけでなく、建築構造、断熱・通気設計など木造住宅の設計に欠かせない実務上のノウハウを、将来を担う建築家の卵たちに指導している。
著者の飯塚豊さんは、このブログでもご紹介した「新米建築士の教科書」を書かれた方で、建築士の仕事について分かりやすく解説されています。
「新米建築士の教科書」については、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
間取りの方程式 心地よい住まいを組み立てる技術
ここからは「間取りの方程式 心地よい住まいを組み立てる技術」についてご紹介していきます。
「住まいの解剖図鑑」「片づけの解剖図鑑」につづく、シリーズ第3弾! 「間取りという問題を解決に導く『方程式』を駆使しながら、ベテランの設計者たちは日々、目の前の案件と格闘しています」(はじめにより)心地よい空間づくり、暮らしを愉しくする間取りづくりに欠かせない「プロのやり方」を、25の視点でセオリー化した、家づくりの“公式”ルールブック。
https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767818603
この本では、建築士が住宅の間取りを考えていくためルールを25の視点で解説しています。
この本で間取りの方程式を学ぶことにより、間取りに対する見方や考え方がきっと変わりますよ。
この本をオススメするポイントは以下の3つです。
- 図やイラストが豊富で、建築に詳しくなくても楽しく読める
- 参考となる事例や間取りが沢山あり、間取りのイメージが湧く
- 間取りの考え方が分かる
図やイラストが豊富で、建築に詳しくなくても楽しく読める
みなさんは建築に関する書籍について、専門用語や学術的な説明が多くて難しいというイメージがあるのではないでしょうか?
この本では、そういった建築専門書にあるような専門用語や難しい説明がなく、図やイラストを用いて分かりやすく解説しているのが特徴です。
そのため、建築に関する知識が無い人でも、スラスラと読めます。
参考となる事例や間取りが沢山あり、間取りのイメージが湧く
この本の一番の特徴は、なんといっても図やイラストが豊富な上、参考となる間取りが沢山載っていることです、
平面(二次元)だけで考えていた間取りが、立体(三次元)で見た時にどのような空間になるかが事例で見ることができるため、空間のイメージが湧きます。
そのため、家を建てたいと考えている方やリフォームを考えている方にとって、実際の間取りと空間をイメージできるのが良いです。
間取りの考え方が分かる
この本では、色々な間取りを紹介していますが、どの間取りにも正解はないということを改めて教えてくれます。
どの間取りも、住む人にとっての一つの正解であると同時に、こういう暮らし方があるんだ、という新たな発見があるのも、この本の魅力です。
この本で紹介されている間取りや事例を見ながら、自分ならどんな間取りの家に住みたいか、どんな間取りにしたいかというのを考えているのも面白いですよ。
実務にかかわる内容はもちろん、建築士として働く上で必要となる知識やテクニックが図や写真で分かりやすく紹介されているので、建築に詳しくない方でも楽しめる本となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は飯塚豊さんの著書「間取りの方程式 心地よい住まいを組み立てる技術」をご紹介しました。
この本が建築学生、建築を学びたいと思っている方にとって、間取りの考え方を知るきっかけになる一冊になっていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
カイトミ