【一級建築士オススメ】製図試験でオススメの平行定規をご紹介!

Architecture

こんにちは、カイトミ(@kaitomi0626)です。

このブログでは、建築とライフスタイルについて、みなさんに役立つ情報を発信しています。

悩んでいる人
悩んでいる人

「色々な平行定規があって、どれを使って良いか分からない。」

「建築士の製図試験で使える平行定規はどれ?」

「一級建築士のオススメする平行定規が知りたい。」

この記事では、このようなお悩み・疑問・質問についてお答えしていきます。

この記事で分かること
  • 一級建築士、二級建築士の試験に合格するために必要な平行定規の選び方が分かる
  • 一級建築士がオススメする平行定規が分かる
カイトミ
カイトミ

こんにちは、カイトミです。

この記事では、実際に一級建築士の製図試験を一発合格をしたカイトミが、建築士の製図試験に合格するために知っておいて欲しい平行定規の選び方、オススメの平行定規をご紹介します!

この記事が、みなさんの平行定規の選び方や一級、二級建築士の製図試験で合格できる平行定規選びの参考になったら嬉しいです。

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製図板と平行定規の違いについて

悩んでいる人
悩んでいる人

「建築士の製図試験で製図板と平行定規があるけど、どっちが良いの。」

「製図板と平行定規の違いが分からない。」

「製図板と平行定規の違いを教えて欲しい。」

建築士の製図試験を受験する時に、まず疑問に思うのが「製図板」と「平行定規」の違いではないでしょうか。

平行定規についてご紹介する前に、まずは「製図板」と「平行定規」の違いについて簡単にご紹介します。

製図版とは

製図板とは、製図をするための「板」です。

製図板は、ただの板ですので、製図板だけでは製図はできません。

製図するためには、製図板と一緒に「T型定規」を用いて作図していく必要があります。

平行定規とは

平行定規とは、製図板とT型定規を一体にしたものを指します。

製図板とT型定規の役割をする定規が一体となっているため、作図する時の手の動かし方や作業時の負担が軽いので、建築士の試験では平行定規を使うのが一般的となっています。

製図板と平行定規。製図試験ではどちらを使えば良い?

建築士の製図試験では、製図板と平行定規のどちらを使えば良いか?については、平行定規がオススメです。

もちろん、製図板とT型定規を使っても製図試験の受験は可能ですが、平行線を引くためにT定規をセットして位置を調整してといった調整が必要となるため、書くスピードが求められる製図試験には向いていません

しかし、平行な線を引くためにT型定規を動かしてセットして線を描く、またT型定規の位置を動かして、、といったT型定規を毎回動かして調整する必要となるため、図面を書くスピードが合格のカギとなる製図試験にはオススメではありません

またT定規は大きく、取り回しが大変なので、会場が狭くて、試験では上手く使えない可能性もあります。

そういったリスクを考慮しても、やはり平行定規を使うようにしましょう。

平行定規を選ぶ3つのポイント

ここからは、平行定規を選ぶ時に重要な3つのポイントについて解説していきます。

製図試験では知識や努力だけでなく、効率的に図面を描くための道具選びが重要となります。

そのためにも、作図する時の負担や労力を軽減してくれる最高の平行定規を選びましょう。

平行定規を選ぶときに重要なポイントは以下の3つとなります。

平行定規を選ぶときに重要な3つのポイント
  • 持ち歩きを考慮した「携帯性」
  • 作図を効率的にする「操作性」
  • 安定して作図ができる「安心性」

それでは、平行定規を選ぶときに重要なポイントを順番に解説していきます。

持ち歩きを考慮した「携帯性」

平行定規を選ぶ1つ目のポイントは「携帯性」

製図試験では、平行定規だけでなく製図道具やテキストなど、色々なものを持ち歩いて試験会場に行くため、かなりの重さの荷物を持って移動することになります。

平行定規が重いと持ち歩くだけでも疲れるてしまうため、平行定規を選ぶ時は携帯性を重視した、軽い製図板を選ぶようにしましょう。

作図を効率的にする「操作性」

平行定規を選ぶ2つ目のポイントは「操作性」

平行定規に製図試験で必要な機能を兼ね備えているはもちろん、作図を効率的にできる操作性を兼ね備えていることが重要です。

作図している時に余計な動作が必要だったり、作図する時に障害となる操作が無いことが大切となりますので、作図する時の操作性も重視するようにしましょう。

安定して作図ができる「安心性」

平行定規を選ぶ3つ目のポイントは「安定性」

作図する時に平行定規がガタついたり、まっすぐな線が描けないと、作図効率が落ちるだけでなく試験の合否にも左右します。

大事な試験で自分の実力を発揮するためにも、安定性のある平行定規を使うようにしましょう。

安定性については、以下の2つのポイントを注意すれば問題ありません。

安定性のある平行定規を選ぶための2つのポイント
  • よく分からないメーカーのもの
  • 中古品

よく分からないメーカーのもの

「どうせなら安く平行定規を手に入れたい」と、聞いたこともないよう安いメーカーのものを買おうと思っていませんか?

平行定規は持ち歩いたり、作図する時に定規を動かしたりと、意外と耐久性も重視となります。

そのため、いざ試験日が近くなって来た時に、平行定規が故障してしまっては元も子もありません。

「新しい平行定規を買えば良い」と思うかもしれませんが、作図をしている時の平行定規の操作方法や動き方といった今までの平行定規で慣れていたクセや感覚が異なるため、作図している時に違和感が出てきます。

このクセは、ちょっとしたことではありますが、作図をする上で意外と気になってしまうもの。

最近は品質も良くはなっていますが、重要な試験で実力を発揮するには、有名なメーカーの平行定規を使うようにしましょう。

中古品

「有名メーカーのものであれば、中古の平行定規でも良いのでは?」と感じた人もいるのではないでしょうか?

確かに中古の平行定規であれば、新品のものよりも安価に手に入ります。
しかし、前の持ち主のクセがついていたり、保管状態や使用状況によっては、操作がにしにくいといった使い方に問題が出てくるリスクもあります。

先ほどご紹介したように、平行定規は持ち歩きや作図する時の操作などで意外と耐久性が求められます。

中古品であれば、今までの使われ方が影響してしまい、試験直前に平行定規が壊れてしまうリスクもあり。

製図試験は一年に一回(一生に一回)しかない大事な試験です。
ちょっとした節約のためにお金を節約するのではなく、試験に合格するために必要な最高の道具へ投資をすることが一番の節約になるので、自分に合った最高の道具を選ぶようにしましょう。

一級建築士がオススメ!製図試験で使える平行定規をご紹介

ここからは、一級建築士である「かいとみ」が、製図試験で合格するためにオススメする平行定規をご紹介します。

先ほどご紹介した平行定規を選ぶ3つのポイントもしっかりと押さえていますので、どちらを選んでも間違いない、オススメの平行定規です。

コスパ・機能性◎!MAX社製 A2平行定規MP−400FLⅡ

まず最初にご紹介するのが、私も実際の試験で使用した「MAX社製 A2平行定規MP−400FLⅡ」
こちらの商品の特徴はなんといっても価格の安さと機能性
持ち運びも苦にならない重量でありながら、レバー式ブレーキも採用されているため、建築士試験でも十分対応可能な機能性を兼ね備えたコスパ抜群の平行定規です。

<概要>
(図板サイズ)縦450×横600mm
(質量)2.8kg
(製図範囲)縦422×横600mm
(傾斜角度)0度・6.5度・9度(切替可能スタンド付き)
(付属品)キャリングバック、マグネットプレート(500mm×2枚、300×2枚)

機能性と価格のバランスが◎!MUTOH社製 ライナーボードUT-06

MUTOH(ムトー)社製ライナーボードUM-06N8

2つ目にご紹介するのが「MUTOH(ムトー)社製ライナーボードUT-06」です。

こちらの商品の特徴は、機能性価格のバランス。
カスさ今までご紹介した2つの平行定規の中で1番重量はありますが、なんといっても安定性は1番です。
また、スケールを動かした操作性もしっかりしているので、安定して作図することができる平行定規です。
機能性と価格のバランスを求める方に、ぜひオススメの平行定規です。

<概要>
(図板サイズ)縦450×横600mm
(質量)2.9kg
(製図範囲)縦438×横600mm
(傾斜角度)1度・5度・10度(切替可能スタンド付き)
(付属品)キャリングケース、ドラフティングプレート(500mm×2枚、300×2枚)

操作性と安定性が◎!MUTOH(ムトー)社製ライナーボードUM-06N8

MUTOH(ムトー)社製ライナーボードUM-06N8

次にご紹介するのが、先ほどご紹介した「MUTOH(ムトー)社製ライナーボードUT-06」の上位機種である「MUTOH(ムトー)社製ライナーボードUM-06N8」です。

こちらの商品の特徴は、操作性安定性
今までご紹介した平行定規の中で1番重量はありますが、なんといっても安定性は1番です。
また、スケール操作がとっても静かでありながら、動きがとても滑らかなので、作図していてとても心地よい平行定規となっています。
操作性と作図の安定性を求める方に、ぜひオススメの平行定規です。

<概要>
(図板サイズ)縦450×横600mm
(質量)3.2kg
(製図範囲)縦442×横600mm
(傾斜角度)1度・5度・10度(切替可能スタンド付き)
(付属品)キャリングバック、マグネットプレート(500mm×2枚、300×2枚)

製図試験を楽しく、効率良く合格しよう

いかがでしたでしょうか?

この記事では、実際に一級建築士の製図試験を受験する時に使用して一発合格をした私が、ぜひ皆さんにオススメしたい平行定規をご紹介していきました。

製図試験では知識だけでなく、効率的に図面を描くための準備が必要です。
良い道具は、自分の気持ちを高めてくれるだけでなく、効率的に図面を描くのに必須のツールとなります。

「もっと早く、きれいに図面を描きたい。」
「製図試験で使える道具を知りたい」

と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事が、みなさんの一級建築士合格への参考になってもられば、嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

カイトミ

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